レオさんは新宿駅から長野県岡谷市へ。電話でアポイントをとってもらった喜多屋醸造店を訪れる。社長の佐々木さんは味噌蔵を見学し、味噌料理を食べないかとレオさんを誘ってくれた。喜多屋醸造店は昭和7年創業だという。約80種類の味噌を造る喜多屋醸造店のある岡谷市は、もともと製糸業が盛んで、従業員用の味噌も工場で生産していたが、製糸業が衰退すると味噌の生産がメインになり、昭和30年頃には日本最大の生産地になったという。見学終了後は佐々木さんが家に招いて味噌料理を振る舞ってくれた。レオさんは「パラダイス」と語り、佐々木さん一家も歓迎してくれた。レオさんは初めて見る料理に感動、さらに後日レシピを送ってもらえることとなった。取材終了後、佐々木さんはエプロンを贈り、味噌を作る時に使ってほしいとした。