モーサテにレギュラー出演する専門家が経済の先行きを独自の分析で予想するコーナー。調査は11月24日~26日にかけ、インターネット経由で実施し、39人から回答を得た。日経平均株価の12月1日(金)の終値の予想の中央値は33,800円で、先週末の終値よりやや高い水準となっている。岩井コスモ証券・林卓郎さんは34,000円と予想し、「根強い円安地合いや日本株の底堅さを支えとし、年末相場入ムードが強まる」とみている。一方、ニッセイ基礎研究所・井出真吾さんは33,400円と予想し、「利益確定売りに押され、やや軟調な展開になるのでは?」と予想している。ドル円相場の今週末の終値の予想。中央値である149.50円を予想した三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野さんは「アメリカ雇用統計の発表を翌週に控えた様子見ムードで明確な方向感のでない展開が続く」とみている。今回は岸田内閣の経済政策についても聞いた。この質問に回答した38人のうち、「支持する」「どちらかといえば支持」が17人、「不支持」「どちらかといえば不支持」が21人で結果が割れた。モーサテのレギュラー陣の予想から景気の先行きを算出する「モーサテ景気先行指数」。3か月先の日本の景気を占う指数は11.8で2週ぶりに悪化。海外はアメリカ・ヨーロッパ・中国が揃って改善した。