日本時間のあす就任するアメリカのトランプ次期大統領について、林官房長官はできるだけ早い時期に石破総理大臣との首脳会談を実現し、日米同盟のさらなる強化を図っていきたいという考えを示した。米国のトランプ次期大統領は日本時間のあす未明に開かれる就任式で宣誓し、第47代の大統領に就任する。これについて林官房長官は「日米同盟は引き続きわが国の外交安全保障政策の基軸である。できるだけ早い時期に日米首脳会談を実現し、日米首脳間で率直に議論を行い、強固な信頼、協力関係を構築し、日米同盟をさらなる高みに引き上げていきたい」と述べた。そのうえで“日米両国が自由で開かれたインド太平洋の実現に向け共に手を携えて努力していくことが地域や世界の平和と安定に大きく寄与するものだとの認識を新政権ともしっかり共有したい”と強調した。また“岩屋外務大臣が日本の外務大臣として初めて米国大統領の就任式に出席することは、新政権が日本との関係を重視している姿勢の表れだ”と評価し、首脳会談が有意義なものとなるよう意思疎通を続ける方針を示した。