クマの出没が過去に例のないペースで急増している。埼玉・小鹿野町にある観音茶屋はGW後半がスタートしたきのう、山菜を求める客で賑わっていた。山菜を店に卸している黒澤さん。黒澤さんが山菜採り向かうときに鈴付きのカゴとヘルメット、やりを準備する。連休中、山菜採りでクマに襲わる被害が相次いでいる。クマに遭遇した佐藤さんは親子グマに遭遇し襲われた。杖で対抗し、14秒格闘し急いで現場から離れた。佐藤さんは腕をかまれ、脚を引っかかれた。佐藤さんはクマに遭遇したときは棒でたたくのではなく、棒で突っついて間合いをとることが寛容だという。専門家は冬眠明けのクマの動き出した例年に比べて1ヶ月ほど早く、大量出没の可能性があるとして注意を呼びかけている。77歳の男性は山菜採り中にクマに襲われケガをした。おとといには山形・山上町の住宅の庭にクマが約3時間居座った。