ペットによる火災「もふもふプッシュ」が相次いでいる。もふもふプッシュとは製品事故の原因を究明するniteが注意喚起のために命名したもので、飼い主が外出中の家で留守番していたペットが誤って家電のスイッチを押してしまう行為のこと。3月29日、北海道産岩見沢市の住宅は飼いネコによる出火とみられる火災があった。電源コードにペットの尿がかかると火災事故につながる可能性もある。ペットによる火災はコロナ禍で自宅時間が増加し、ペットを飼う人が増加したことから2013年~2022年度の10年間でペットによる火災が54件発生している。最多なのはガスやIHなどのコンロのスイッチを押したことによる火災。対策は出かける際はガスコンロの元栓を閉める、IHコンロ・電気コンロは主電源を切る、ペットをケージに入れる、電気製品は使用しな時はプラグを抜く、可燃物を放置しないなど。