自民党“単独”で政策活動費の廃止を含む政治資金規正法の改正案を提出した。野党7党は「渡しきりの支出」を例外なく禁止する法案、立憲民主党は「企業・団体献金」を禁止する再改正案を提出した。政治ジャーナリスト・田崎史郎氏は「野党7党の案も自民党案も両方否決される可能性がある。野党7党が成立するために5議席必要だが、れいわ新選組が賛成すれば成立する。れいわ新選組がキャスティングボートを握っている」と指摘。れいわ新選組は野党案に否定的。しかし「政治改革が進まないのは避けたい」とも考えている。きょうから政治改革特別委員会。今後の展開に田崎氏は「「与党も野党も何してるんだ」「合意形成できないのか」と(成立できなければ)両方が国民から責められる。各党のスタンスが違って今の段階で妥協できない状況。なんとか合意する道を探っていくのでは」と指摘した。