岩国市の特産で実が大きいことで知られる「岸根ぐり」が収穫のシーズンを迎え、出荷式が行われた。「岸根ぐり」は、岩国市美和町の岸根地区などで栽培され、実の直径が5センチほどと一般的な栗より一回り大きく、強い甘みとまろやかな味が特長。美和町にある選果場で、出荷式が行われ、生産者やJAの関係者、それに地元の小学生などおよそ30人が参加した。式では箱詰めされた栗、あわせて530キロほどをトラックに積み込む作業が行われ、小学生も一緒になって作業にあたった。関係者によるテープカットが行われると、栗を載せたトラックは広島や大阪などの市場に向けて出発した。