広島から中継。明日式典が行われる広島市の平和公園は現在の気温が29.6℃で、明日も最高気温が36℃と暑くなることが予想される。原爆資料館を訪れた人は4月から6月の間で約50万人で約4割が外国人となっている。ウクライナ情勢を受けさらにはサミットが開催されたことによって平和都市広島への注目度がさらに高まっている。被爆者100人に対して行ったアンケートではサミットを初めて被爆地で開催したことにより核廃絶に近づいたかという問いに対しては15%が近づいたと答えた一方、74%の人が近づいていないと答えている。その理由としては首脳声明が核抑止前提で核廃絶への道筋が示されていないというものだった。岸田総理が示した広島ビジョンの中では究極的な目標として核なき世界を目指しているものの、核抑止を肯定した内容となっている。松井市長は明日、平和宣言で核抑止論は破綻していることを直視するよう訴える予定となっている。
G7サミットを広島で行ったことについて奥山佳恵は「原爆が投下された広島から核の恐怖や恐ろしさなど二度と繰り返してはならない悲劇を世界中で改めて認識出来る機会になった。」などと話した。「はだしのゲン」が教材から消えてしまうことについては、市民団体が抗議活動を行ったり広島市内の書店でも特設コーナーを設けるなど一定の反響が出ている。それを受けて広島市教育委員会としても図書館から「はだしのゲン」が排除されてるわけではないことも含めて関連する平和図書などを紹介する資料を市内の全学校に送付している。今回の件を通して広島の平和教育の中における「はだしのゲン」が担ってきた役割の大きさや戦争の悲惨さをどう伝えていくのか教育現場の課題も浮き彫りになってきているといえる。
G7サミットを広島で行ったことについて奥山佳恵は「原爆が投下された広島から核の恐怖や恐ろしさなど二度と繰り返してはならない悲劇を世界中で改めて認識出来る機会になった。」などと話した。「はだしのゲン」が教材から消えてしまうことについては、市民団体が抗議活動を行ったり広島市内の書店でも特設コーナーを設けるなど一定の反響が出ている。それを受けて広島市教育委員会としても図書館から「はだしのゲン」が排除されてるわけではないことも含めて関連する平和図書などを紹介する資料を市内の全学校に送付している。今回の件を通して広島の平和教育の中における「はだしのゲン」が担ってきた役割の大きさや戦争の悲惨さをどう伝えていくのか教育現場の課題も浮き彫りになってきているといえる。