- 出演者
- 山本隆弥 蓬莱大介 中谷しのぶ 野村修也 足立夏保
標高900mにある尾瀬檜枝岐温泉スキー場を足立アナが訪れていた。縦横40m1600平方メートルに渡って雪が敷き詰められている。この雪は檜枝岐村は毎年3mも雪が積もる特別豪雪地帯で今日、明日と開催される雪祭りのために保管されていた天然の雪だという。雪のないところでは30℃もあって暑いが雪の上だと23℃と涼しいとのこと。
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- 尾瀬檜枝岐温泉スキー場檜枝岐村(福島)
今回の記者会見では全ての企業に対して人権デュー・ディリジエンスが求められた。これは人権への影響の点検をだという。今、国際社会では人権侵害をしている企業とは取引をしないという時代になっている。2020年から日本は政府をあげて人権デュー・ディリジエンスの推進を図っている。
広島に原爆が投下されてから明日で78年。原爆の悲惨さを伝えようと中沢啓治が描いた漫画「はだしのゲン」は今年連載開始から50年を迎え改めて注目されている。作品の中で印象的なのは主人公ゲンの人間愛。現地では5月のG7サミットで実際に使われた円卓などが公開されている。サミットではG7首脳の他、ゼレンスキー大統領も資料館を訪問し、「現代の世界に核による脅しの居場所はない」とのメッセージも展示されている。週刊少年ジャンプで1973年に連載が始まった「はだしのゲン」は、主人公の家族が原爆で家族を失いながらも残った母や仲間たちと生き抜く物語で単行本は600万部を超える。2019年に亡くなった作者の中沢啓治は小学1年生の時に爆心地から1.3キロの小学校の校門近くで被爆した。ゲンのモデルは自分自身で自らの被爆体験をもとに描いた。8月6日の朝に投下された一発の原爆で変わり果てた広島の町をゲンは目の当たりにする。
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- Group of Sevenはだしのゲンヴォロディミル・ゼレンスキー中沢啓治京都国際マンガミュージアム千葉県広島市(広島)広島平和記念公園広島平和記念資料館第49回先進国首脳会議週刊少年ジャンプ
中沢啓治の妻のミサヨさんによると原爆ドーム周辺は夫婦の散歩道だったという。原爆をテーマにした漫画を描くようになったきっかけは中沢啓治が母の死後に火葬場で感じた怒りだった。こうして幾つかの原爆漫画を描いた後に生まれたのがはだしのゲンだった。アシスタントを勤めていたミサヨさんも夫の葛藤を感じ取っていた。原爆が投下された日にゲンが自宅に駆けつけると父・姉・弟が建物の下敷きになり助けることが出来ず、ここで母とゲンは家族との別れを経験した。実際に中沢啓治は自宅には辿り着けず、一部始終を目の当たりにした母の話をもとに書き上げた。作品の中で印象的に描かれているのは人間愛。家族が食べていくために仕事を探すなど、家族思いのゲン。さらに死んだ弟によく似た隆太など新たな仲間たちを絆を深め、死や別れに直面しながらも逞しく成長していく。
広島市立本川小学校は爆心地から最も近い学校で中沢啓治の母校でもある。学校では独自の平和教育を行っており、昨日は児童たちが被爆体験者の証言を聞いた。今年、広島の平和教育を巡り動きがあった。市の平和教材に載っていた「はだしのゲン」は現場の教員から時代背景などを説明することが必要となり、限られた時間内で教えることが難しいなどの意見が上がり、教材から削除された。今年度からの新たな教材では別の被爆者の体験に変更されている。一方広島市の書店では問い合わせが急増し全巻のまとめ買いが30件以上。文庫版の出版社によると今年上半期の売り上げは去年の15倍だという。「はだしのゲン」は世界にも広まっており、今では24の言語に翻訳されロシア語などでも読むことが出来る。西多喜代子さんらは原爆投下国のアメリカで英語版を出版。すると現地から手紙が届くようになった。
モンゴルでは今医学部に通う大学生が翻訳に取り組んでいる。広島に住んでいた小学生の頃、図書室で「はだしのゲン」を何度も読み、両親にも読んでほしいと思い翻訳を始めたのがきっかけ。広島の平和記念資料館には未公開となっている「はだしのゲン」第2部の原稿が所蔵されている。そこで描かれているのはゲンが広島から上京したばかり頃の出来事。東京に到着したゲンはカバンを盗まれるが犯人は空襲で家族を失っておりその戦争体験にゲンが耳を傾けるストーリー。中沢啓治はこの後フランス編を描く構想まで持っていた。
広島から中継。明日式典が行われる広島市の平和公園は現在の気温が29.6℃で、明日も最高気温が36℃と暑くなることが予想される。原爆資料館を訪れた人は4月から6月の間で約50万人で約4割が外国人となっている。ウクライナ情勢を受けさらにはサミットが開催されたことによって平和都市広島への注目度がさらに高まっている。被爆者100人に対して行ったアンケートではサミットを初めて被爆地で開催したことにより核廃絶に近づいたかという問いに対しては15%が近づいたと答えた一方、74%の人が近づいていないと答えている。その理由としては首脳声明が核抑止前提で核廃絶への道筋が示されていないというものだった。岸田総理が示した広島ビジョンの中では究極的な目標として核なき世界を目指しているものの、核抑止を肯定した内容となっている。松井市長は明日、平和宣言で核抑止論は破綻していることを直視するよう訴える予定となっている。
G7サミットを広島で行ったことについて奥山佳恵は「原爆が投下された広島から核の恐怖や恐ろしさなど二度と繰り返してはならない悲劇を世界中で改めて認識出来る機会になった。」などと話した。「はだしのゲン」が教材から消えてしまうことについては、市民団体が抗議活動を行ったり広島市内の書店でも特設コーナーを設けるなど一定の反響が出ている。それを受けて広島市教育委員会としても図書館から「はだしのゲン」が排除されてるわけではないことも含めて関連する平和図書などを紹介する資料を市内の全学校に送付している。今回の件を通して広島の平和教育の中における「はだしのゲン」が担ってきた役割の大きさや戦争の悲惨さをどう伝えていくのか教育現場の課題も浮き彫りになってきているといえる。
藤井聡太七冠。きのう王座のタイトルをかけた対局が行われた。藤井聡太七冠は、八冠に挑戦することが決定している。挑戦できることを嬉しく思うという。子どもたちは、藤井聡太七冠にあこがれている。藤井七冠は、決して折れない心を持っている。藤井七冠の恩師は、100年に1人の逸材だという。負けると悔しがったとのこと。決勝戦で2人の子供たちが何千人の客の前で対局したという。負けた経験が藤井七冠の強さの原点になっているとのこと。藤井聡太さんは、小学四年生の頃、名人を超えたいと語っている。14歳でプロになり29連勝。ことし6月には名人を獲得。藤井さんでも10回に2回は負ける。相手を敬い、受け入れっる謙虚さがあるという。将棋界の二刀流だとのこと。
藤井少年は詰将棋にも夢中で小学2年の時から愛読する専門雑誌がある。詰将棋は連続して王手をかけ続け正確に王を詰む読みを養うパズルである。詰将棋解答選手権では2015年から5連覇している。自身が問題も作っている。2013年詰将棋パラダイスに初入選した。4月下旬にも投稿があったという。藤井七冠は八冠を目指し永瀬拓矢王座との五番勝負に挑む。
藤井聡太七冠は王座について鬼門と言われていて過去の戦績をみると、5回敗退している。今月31日から永瀬拓矢王座との5番勝負が始まる。王位では防衛戦が行われていおり、7番勝負では現在3勝している。
生まれつき才能を持った子をギフテッドと呼ぶ。大芽くんが手に取ったのは高校生が受験問題で使用する順列の問題である。答え合わせをすると正解しており、彼はギフテッドと呼ばれている。IQは148あり、3歳の時から数を数えるのが好きだった。トーマス・エジソンらもギフテッドと呼ばれている。ギフテッドは反復が苦手で授業が退屈である。支援を行う土居さんもギフテッドで学校生活に溶け込むために考えたのはまわりの子を観察してどう行動すれば目立たずにすむのかを考えていたという。高校3年生のときにギフテッドという言葉に出会い大学では研究をした。アメリカでは1950年代からギフテッド教育が行われ、自身の得意な部分を伸ばす教育や飛び級などの制度もある。
メキシコで日本人の両親と暮らすみゆちゃんもギフテッドで6月1次帰国したときに取材した。ギフテッドの学校に通っていていスペイン語と英語が話せ、高校生までが対象の生物学コンテストでは2位となっている。カビの研究が評価に繋がった。バンドー神戸青少年科学館では実物の元素が展示してあり、見たかったという。118の全ての元素記号を暗記している。将来は医者になることが目標で飛び級のあるメキシコでは来年までに義務教育を終え、20歳で夢を実現させるという。今年からギフテッド支援が施したが違いが浮き彫りになっている。専門家はどの子も同じだけ知的好奇心を満たせるような教育環境は必要とした。大芽くんは5年生の担任が理解のある先生で国語と算数、社会は別室で学習している状況である。
奥山さんはまわりが気持ちを尊重してあげてほしいなどと話した。特定分野に得意な才能のある児童生徒への支援推進として今年度8000間年の予算額が組み立てられた。教職員が学べる研修の開発や多様な学び場の設定や過ごしやすい居場所の環境整備を行っている。
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福島・檜枝岐村からの中継。雪まつりは1993年から始まり、今年で31回目である。7年前に比べて雪が減っている。今年4月から断熱シート3枚で雪を保存していたが暑さで減っているとのこと。札幌よりも平均気温が低いが、今年は暑くなるのがはやかったという。
全国の週間予報を伝えた。
ウェークアップの番組宣伝。空飛ぶ車の開発競争、国産機体の意義とは。