水曜日に発足した第2次岸田再改造内閣、閣僚19人のうち13人が新しくなり、11人が初入閣となった。注目は過去最多タイとなる5人の女性閣僚で、岸田首相周辺は女性の登用について「刷新感を出すことを重視した」としている。岸田首相は「経済、社会、外交・安全保障の3つを政策の柱として強固な実行力をもった閣僚を起用することとした」と語った一方、一昨日には副大臣と政務官の人事が決定したが任命された54人全員が男性で、女性は起用されなかった。去年の内閣改造では11人いた女性がゼロになったことについて松野官房長官は「全体で多様性に配慮し、適材適所の人事を行った」などと話した。5人の女性閣僚に加え、首相補佐官に女性2人を起用したことなどを上げ、全体で多様性に配慮したと強調した。一方、立憲民主党の泉代表は「54あるポストで女性がゼロなのは信じられない、今の時代に反する人事だ」などと批判している。