今年度の補正予算が成立。参議院本会議で採決され、与党に加え野党の日本維新の会などの賛成多数で可決された。野党2党が賛成に回ったことについて、岸田総理大臣は「デフレ脱却に向けチャンスを掴み取らなければならないという点で、理解をいただけたのではないか」と述べた上で「あらゆる政策を動員して、この物価高を乗り越えるための賃上げの実現に向けて努力をしていきたい」としている。一方立憲民主党の泉代表は「所得税減税は人気取りのばらまき。一方で関西万博の予算は上昇させるなど、国民にまったく寄り添えていない予算だ」などと批判した。補正予算の成立を受け、この後の臨時国会では統一教会被害者救済法案が焦点となる。自・公・国と立・維がそれぞれ法案を提出しており、昨日修正協議が始まった。昨日は双方の主張が折り合わず、今日改めて協議される。