岸田首相は昨日、来年の秋に現行の健康保険証を予定通り廃止し、マイナ保険証を基本とする仕組みに移行していくことを改めて表明した。岸田首相はまた、「今後は再発防止策を講じつつ、定期的にマイナンバーの確認を徹底していくフェーズに移行する」と述べた。マイナンバーを巡っては個人情報とひも付けの誤りが相次いだことから、総点検本部では332の自治体などで個別データの点検などを行ったという。その結果、これまで見つかっている健康保険証などの7553件とは別に、本人確認作業を終えた8206万件のうち8351件でひも付けの誤りが見つかったという。