木野内さんは「ISM製造業景気指数を見ると、下のほうにあって調子が良くない。青いグラフに連動して動く性質がある。ドルの動き、ドル安になると楽になる。今年前半はアメリカの製造業が復調してくることが期待できる。製造業だけでなく、週次実質GDPは少し上がっている。ラッセル2000は銀行借り入れに頼る企業郡、今回利上げで打撃を受けているはずのグループ。ラッセル2000が上抜けるように見える。アメリカの景況感の改善が始まってくるのではないか。アメリカが利上げを終えて利下げに向かう。景気が悪化するということだとドル安かもしれないが、景気は前半は良さそうだということであまり心配はいらないのではと思う。利下げ期待は債権の価格上昇期待になるので米債は買いやすい。日本の債権は金融緩和が終わるのではということで買いにくくなる。年金などの機関投資家の大きなお金は米債投資に向かいやすいと思う。金融機関が安心してドルを買える要因が出てきた。日本製鉄がUSスチールを買収することが発表された2兆円ものドル買いが出るかもしれない。過去の巨額の対外買収案件を見ると円安になることが多い。消費者物価は初夏には沈静化すると思う。企業物価はプラマイ0ほどまで来ている。半年ぐらい先行するので初夏には日本の消費者物価も沈静化している。4月末まではガソリンの補助金も続く、激変緩和処置もあるので初夏の物価は落ち着いている。6月には定額減税や給付も期待できる。6月は収入面でも生活は楽になる。物価が落ちて収入がいいということなので6月には景気が回復してきているので株高が期待できる。これだけいいと解散もできると思う。物価が落ちると岸田さんの支持率も回復してくるとそうすると解散もある。4万円もありうる」などと述べた。