政府は、ことし8月から10月まで行うとしている電気ガス代の追加の負担軽減措置について、4月まで行っていた補助と同じ水準とする方向で調整に入った。電気代は月およそ1400円の負担軽減となる。電気ガス代の補助は5月使用分をもって打ち切られているが、岸田総理は21日の記者会見で、「酷暑乗り切り緊急支援」として8月から3か月間限定での再開を表明している。これを受けて政府は電気代については4月までと同じ水準となる、家庭向けで1キロワットアワーあたり、3.5円を補助する方向で調整に入った。月およそ1400円の負担軽減となる。都市ガスも家庭などを対象に、1立方メートルあたり15円を補助する。きょう午後に開かれる自民党の政調全体会合で、こうした案について議論することにしている。