長崎への原爆投下から79年となるきょう、平和祈念式典が営まれた。核兵器使用への危機感が世界で高まる中、会場の平和公園には被爆者や岸田総理のほか、過去最多となる100か国の代表など2300人が参列した。長崎市がイスラエルを招待しなかったことを受けて、米国など複数の国とEUは駐日大使の出席を見送った。式典を欠席した米国のエマニュエル駐日大使は、東京の増上寺で行われた長崎原爆殉難者追悼会に参列した。エマニュエル大使は追悼後、長崎で行われた式典を欠席した理由について「ウクライナを侵略するロシアとイスラエルが同列に扱われているのは受け入れられない」と説明した。この追悼会には、英国のロングボトム大使とイスラエルのコーヘン大使も参列した。