スターバックスに立ち向かう企業について原田亮介が解説。弱い人が強い人に勝つためのランチェスター戦略というものがある。元々は第一次世界大戦中にイギリス人のフレデリック・ランチェスターが警鐘した軍事的な法則だが、これをビジネスに応用したもの。1つ目は局地戦。鳥取県を主戦場にしたすなば珈琲は成功例といえる。2つ目は一騎打ち。戦う相手を一社に絞ることで、すなば珈琲はスターバックス1社に相手を絞っている。3つ目は接近。すなば珈琲は観光客に接近するやり方で、鳥取を代表する大山どりのカレーなど地元でしか食べられないものを提供している。4つ目はゲリラ戦。競合相手が全く予想していない方法で勝負する戦略で、自虐キャンペーンがこれにあたる。