”クルド人問題”の現状について。宮家氏は「食べていけない人たちが出てくると地方自治体にツケが回わり自治体と日本社会が壊れていく。社会問題・移民問題・国際法問題とあらゆる問題が一つに集中してくるので総合的な対応が必要な時期に来ているんじゃないか」等と指摘。櫻井氏は「我が国は外国人の受け入れについて、全く哲学もないし、法体系も整っていない。根本から直さなければいけないが、当面の目の前の問題としては、川口はクルド人を入れて外国人の人口が6.5%になっていること」等と指摘。川口市は国に対して「生活維持が困難な仮放免者に健康保険など国からの援助を含め適否の判断を」との要望を伝えた。橋下氏は「仮放免にしても何にしても日本への滞在を一定期間でも認めるのであれば、就労にしたって医療にしたって、きちんとしたものを提供しないと責任放棄になる」等と指摘。外国人の難民認定申請者数はコロナ禍を経て増加傾向にある。2023年には1万4千人近くに上っている。申請数が増加した背景にあるのは難民認定の申請制度における不備と言われている。不法滞在者らが難民認定申請をした場合、これまでは何度でも再申請を繰り返し、国内にとどまることが出来た。これは申請中は強制送還不可と定められていたため。こうした根本的な解決を目指すため、今月10日に改正法が施行。原則申請は2回まで、3回目以降は、相当の理由を示す資料を提出しなければ強制送還の対象となる。視聴者アンケート「難民申請3回目以降は原則、強制送還対象とするのは」青・妥当だ、赤・妥当ではない、緑・どちらとも言えない。