トランプ大統領は9日、相互関税の一部について90日間一時停止を発表した。きのう国会で野党からは「関税は国同士の同意のもとで決められてきたというルールに違反しているときちんと言わなければいけないのでは」との意見が。これに対し石破首相は「国益を守る」などと話した。しょうゆメーカー笛木醤油は、アメリカで販路拡大の営業活動を行っている。アメリカでの販路拡大のために導入した最新の設備などに約2億円をかけたそう。アメリカでの商談などこういった努力もトランプ関税次第では無駄になるかもしれないとのこと。一方、国内で深刻なコメ不足が続く今、卸売業者によると「顧客の飲食店などからアメリカの米が買えないかなどの問い合わせがきている」とのこと。新宿区にある飲食店では、去年12月からご飯大盛り無料サービスを50円に値上げしたという。オーナーは「国産米とアメリカのお米を混ぜてブレンドにしてというのもありかなと思っている」と話した。