全国の観光列車を20年取材している鉄道ジャーナリスト・渡部史絵さんは「自然界隈が楽しめるレストラン列車が人気」と話した。千葉・五井駅の小湊鐵道・夜キハの紹介。隔週金曜日に運行し五井駅から上総牛久駅までの往復約2時間の列車旅だ。30人中19人が女性で若者が多く参加している。房総半島の地酒、ビール、焼酎、ハイボールなど飲み放題がウリ。職員たちに見送られ出発、東京湾の夕日を見ながらお弁当(おせち風おつまみ弁当)を食す。じゃんけん大会が行われ、勝った人は地酒寿萬亀(千葉・鴨川市・亀田酒造)がプレゼントされた。渡部さんは「通勤需要が見込めないため新しい取り組みに賭けたのでは?」と話した。夜キハは初回2人社員のため運休、2回目12人、3回目7人だったがアパレル会社勤務だった鈴木美憂さん24歳が小湊鐵道での旅行をSNSにアップ、120万回再生され、若い女性たちに広がり、4回目49人に増加した。鈴木さんは「自然界隈が流行っていた。ジブリの世界観でバズったのでは?」と話した。小湊鐵道・河村幸一さんは「60人、80人になり100人近いお客様」と話し、以降SNSの発信にも力を入れた。折り返し駅上総牛久駅では地元の店の販売や花火が楽しめ、夏は走行中に打ち上げ花火が上がるという。2時間半で8000円である。
