きのうZIP！が取材したのは千葉・市川市のユニディ菅野店。このお店では5kg2160円で195袋用意。整理券は約30分で配布終了した。備蓄米を巡っては大手コンビニでも動きが。昨日ローソンは、随意契約の備蓄米を含まない2023年産以前のコメを買い付け、ヴィンテージ米おにぎりとして発売すると明らかにした。よりコメの味を感じられる塩か梅おにぎりにして、税抜き120円程度で来月以降に売り出すという。おとといにはセブン-イレブンがコメ価格高騰を背景に一部のおにぎりや寿司を対象としたセールを来週水曜日から実施すると発表。ファミリーマートもきょうから購入頻度が高い消費者を対象に先着順でおにぎりの割引回数券を販売する。昨日、小泉農水大臣は中小企業のスーパーなどが対象の随意契約について、おとといまでに1500件の申し込みがあったと明かした。随意契約に申し込んでいるローソンは備蓄米を1キロ税込み389円、2キロ税込み756円で、セブン-イレブンは無洗米2キロを税抜き800円前後で、ファミリーマートは1キロ税込み388円でそれぞれ販売する予定としている。備蓄米の放出を巡っては、「競争入札」のものが「随意契約」より店頭で高値のため、小売店が卸売業者との取引をキャンセルする事例も出ている。これについて、小泉大臣は「競争入札」のコメが政府に買い戻された場合、今後「随意契約」で改めて安価に売り渡すことも選択肢だと述べた。小泉大臣は今後も民間企業の動きと連動して、コメの価格を安定させたいとしている。