布袋寅泰など有名アーティストにもファンが多い日本のギターメーカー、フェルナンデス。創業から半世紀以上が経つ老舗メーカーだが破産申請の準備に入ったと発表し衝撃が広がっている。フェルナンデスは海外のギターブランドに比べて安い価格設定で性能もよく、中高生やギター初心者を中心に親しまれてきた。一世を風靡したのがZO-3。専門家は理由の1つとして音楽シーンの変化を指摘。「ヤング・ギター」ライター・尾谷幸慶氏は破産理由について「ギターを使うロックよりもダンスミュージックに世間の音楽シーンが流れて行った」などコメント。さらにロシアのウクライナ侵攻や円安を背景とした木材や電子部品の高騰が追い打ちをかけたという。