21日にコロンビア大統領選の決選投票が行われる。候補者は右派のデラエスプリエジャ氏、左派現ペトロ政権後継候補・セペダ氏。デラエスプリエジャ氏は選挙戦で豪華クルーズ船で演説することもあった。派手なパフォーマンスや過激な言動で支持を集めている。スペイン語で「エル・ティグレ」=「虎」と獰猛な異名を持つ。一方で、テノール歌手としてアルバムをリリース。歌う映像はこれまでに139万回も再生されている。デラエスプリエジャ氏が称賛する人物がアメリカ・トランプ大統領。そんなことから彼は“ミニトランプ”とも呼ばれている。訴えている政策も「麻薬カルテルを爆破する」などと過激な内容だ。コロンビアは世界最大のコカイン生産国として知られ、強硬な麻薬対策を公約としている。専門家はこうした政策は新たな混乱を招きかねないと指摘する。帝京大学外国語学部・千代勇一准教授は生活手段を失った農民たちが食べていけなくなり、やむを得ず武装組織に入る人もいるかもしれないと指摘する。
