帝国データバンクが行った今年7月~8月の東京都における家計の消費支出についての調査では、猛暑の影響で支出が約772億円増加し、世帯当たりでは月平均約3500円増加した。特に飲料やアイスクリーム、シャーベットが大幅に増えた他、エアコンの購入が増加するとしている。また、熱中症対策などにより医療サービスの支出も増えるとみられている。帝国データバンクは猛暑で増加した支出は家計の中である程度調整される可能性があるとした上で、「家計の購買行動の変化が今後の企業の売り上げにどのような影響を与えることになるか注視していく必要がある」としている。