東京都心では15日ぶりの猛暑日となり、全国的に危険な暑さとなっている。午後1時前の東京・浅草・雷門前では手元の温度計が37℃となった。東京都心も35℃と猛暑日に。隅田川にかかる吾妻橋には柵が設置されていて、あす開催される隅田川花火大会の準備が進んでいる。隅田川花火大会では約2万発の花火が打ち上げられ、毎年約95万人が訪れる。浅草文化観光センター・平林正明所長は「あしたも当然、暑いと思うので熱中症対策を十分にしてきていただきたい」とコメント。あすの東京の予想最高気温は35℃のため、熱中症に注意が必要。京都の清水坂では手元の温度計が37℃を超えているが観光客は多い。京都は6日連続の猛暑日となった。きょうも群馬・桐生で39.1℃、兵庫・豊岡や福島・梁川で38℃を超えるなど体温超えの危険な暑さが観測されている。きのう北海道で最も暑かったのは北見市で39℃を記録し観測史上1位の暑さとなった。JR北海道によると一部の区間でレールの温度が上昇し、運転に支障が起きる可能性があるため運転を見合わせたという。そして観測史上1位タイの38.8℃を記録した帯広市では、温度が上がりすぎたため気温計の赤いメーターが消えた。帯広の森運動公園では公園に併設されているアイススケート場が暑さ対策のためにリンクの氷を削って雪山を作っていた。きょう北海道・遠軽で37.2℃、北見、津別、生田原で37.0℃と26地点で猛暑日となっている。きのう群馬県ではみどり市、あずま町付近で1時間に約100mmの雨が振り記録的短時間大雨情報が発表された。さらに山梨県甲府市でも天気が急変し一時、台風のような雨風が吹き荒れた。その頃、沖縄では台風が接近し、激しい雨風が吹き荒れた。きょう未明にかけて沖縄地方に最接近した台風7号。それを追うように北上する台風8号、きのう発生した台風9号の今後の進路などはこのあと解説。
住所: 北海道帯広市南町南7線56-7