福島県・双葉町で、帰還困難区域の一部で避難指示が解除されてから1年を迎えた。JR常磐線・双葉駅周辺を「特定復興再生拠点区域」として始めに解除、原発事故直後は町の95%が立ち入り禁止区域だったが現在までに15%が指示解除となっている。町に住む人の数は、8月1日時点で新たな移住者を含めて86人にとどまっている。町では新たな公営住宅の建設が資材不足などで遅れ、駅のそばの商業施設も完成が2025年にずれ込むなどの課題があり、環境の整備や避難を続けている住民とのつながりを保つ方策が求められている。
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