午前3時50分ごろ、新橋ー品川駅間で停電が発生。JR山手線、京浜東北線の上下で運転見合わせとなる。午前7時48分、田町駅近くの感電防止装置から発煙がある。発煙のため近くを走るJR東海道線への送電も停止、運転見合わせの範囲が他のJRの路線に広がっていく。栃木方面に向かい宇都宮線、高崎線、常磐線、横須賀線など計230本が運休。JRの影響で私鉄、地下鉄も遅延となる。品川駅の京急空港線も遅延、羽田空港に向かう人にも影響が出た。新幹線は遅延はしていないが品川駅や東京駅になかなかたどり着けず新幹線に乗り遅れた人もいたという。なぜ影響が拡大したのか?鉄道ジャーナリストの梅原氏によると、山手線、京浜東北線の朝のラッシュ時は約2~3分間隔で走行しているため折り返し運転が難しい。上野駅で折り返し運転にした場合、上野駅の利用者が多くなるため大きな混乱を生じさせてしまう。運転見合わせにせざるを得なかったのではないか。色々な路線が直通になったことも混乱が大きくなった要因と指摘。東海道線では2015年から上野東京ラインとして相互直通運転を開始。利便性が向上した一方、区間内でトラブルが起きると広範囲に影響を及ぼしてしまうとしている。どう防ぐ?最初の停電が起きた後、原因がはっきりとわからないまま運転を再開。そのため影響範囲が拡大。朝のラッシュ時で早く復旧させなければというプレッシャーはあったと思うがより細やかな確認が必要だったのではないか。鉄道の保守作業は終電から始発の間に行われる。人手不足もある中で作業員の負担を減らししっかりした保守作業をするために終電の繰り上げ、一時的な計画運休なども行うことも必要ではないかと指摘。
