2015年9月、関東平野を縦断する鬼怒川が決壊し茨城県常総市では大水害が起きた。市の3分の1が浸水し全半壊した住宅が5000軒に上った。この大水害に全国から災害ボランティア団体が集まった。神戸の被災地NGO協働センターを立ち上げた村井さんは様々な災害現場で復興をサポートしてきた。被災地は東西4km南北18kmの広範囲にわった。川の決壊から3日後、ボランティアセンターに支援団体が集まった。大きな災害が起きると地元の社会福祉協議会によって設置された。中には大工や土木などさまざまな知識をもった人達もいる。村井さんは連携するネットワークづくりをした。地元でNPOの代表をする横田さんを中心に再建に取り組んでほしいと考えた。集めた情報を連絡会議で共有する。全国の災害ボランティア団体があつまるネットワークJVOADが発足した。熊本地震ではボランティア団体と行政が連携した情報共有会議が立ち上がった。