長崎市の平和公園から中継でリポート。雨が降る中でも、早朝から祈る人の姿が途絶えていない。今年の平和祈念式典には核保有国や対立の続くイスラエルとパレスチナの代表なども参加したが、核をめぐる国際情勢は厳しさを増す一方で、核廃絶への道筋は立っていない。この80年、被爆者たちは「二度と自分たちのような人をつくってほしくない」という思いで、思い出したくもない辛い過去を語ってきた。しかし高齢化に伴い直接その証言を聞く機会も失われつつあり、次の世代が果たすべき役割が大きくなっている。
住所: 長崎県長崎市松山町9
