「平成エンタープライズ」は2024年問題を見据え、社員旅行の全工程を6時間半に時短。参加者はいちご狩りやジャム作りなどを体験した。田倉社長は「面白いことに、1日がかりの日帰りバス社員旅行と比較すると今回の方がいいという声が多い」と話した。移動時間を短くし、観光地への滞在時間に重点を置いた旅行を考案していきたいとしている。2024年問題に商機を見いだす企業もあり、株式会社トルビズオン・増本社長は「ドローンが極めて大きなビジネスチャンスになる」と語った。ドローンでの空路配送の実現を目指していて、一家の食料1週間分ぐらいは運べるようになってくる、と話した。今後は建設業や農業・林業のような分野でも大きな武器として活用できるようになる、と空のインフラの構築を進めている。