昨日、自民党・公明党・国民民主党による、年末の税制改正に向けた協議が行われ、来月中旬には与党が税制改正大網をまとめるという。103万円の壁をどこまで引き上げるかが焦点となり、国民民主党は178万円までを要求している。他にも、国民民主党は、消費税5%への時限的引き下げや、賃上げした中小企業への減税などを求めている。与党内からは「一番難しい財源確保の議論を与党に丸投げして、無責任にも程がある」などの声が出ている。スタジオで柳澤さんは「結局財源をどう確保するか今後本格的に議論をすると思いますが、落とし所をはっきりさせないと絵に描いた餅になってしまう。国民民主党は与党側に要望を呑ませるという形を作ったとアピールをしているように見えます。本質的な問題の解決策は先に丸投げしているようで、財源確保ってそんな簡単にできるわけではないですから」などと話した。