79年前のきょう、広島に原爆が投下された。被爆地では犠牲者を追悼する祈りが続いている。ロシアが核による威嚇を繰り返すなど、核兵器廃絶の道のりは厳しさを増している。広島平和公園は、多くの人の祈りに包まれた。昨年度、これまでで最も多い198万人余りが訪れた原爆資料館には、多くの外国人の姿があった。広島市・松井市長は「希望を胸に心を一つにして行動を起こそう」、岸田首相は「核軍縮に向けた国際社会の機運を高めるべく国際社会を主導していく」とコメント。
被爆者の廣中正樹さんは5歳のとき、今の広島市西区で被爆した。体験を語り続ける廣中さん。伝え続けるのは、被爆の翌日に息を引き取った父親との別れ。自分ができるのはあと数年と感じていて、伝承者の育成に力を入れている。その1人が、東京に住む河上聡さん。伝承者を目指し、この2年、研修を受けてきた男性は、この日、みずからが書いた原稿を初めて披露した。
被爆者の廣中正樹さんは5歳のとき、今の広島市西区で被爆した。体験を語り続ける廣中さん。伝え続けるのは、被爆の翌日に息を引き取った父親との別れ。自分ができるのはあと数年と感じていて、伝承者の育成に力を入れている。その1人が、東京に住む河上聡さん。伝承者を目指し、この2年、研修を受けてきた男性は、この日、みずからが書いた原稿を初めて披露した。
住所: 広島県広島市中区中島町1-2