再来年春の開業を目指して建設中のJR広島駅の新駅ビルは、乗り換えの利便性を高めるため2階部分に広島電鉄の路面電車が乗り入れる計画。これに向けた工事できょう未明、駅ビルに乗り入れる線路の高架を支える橋脚の設置作業が行われ、その様子が報道陣に公開された。橋脚の梁は鋼鉄製で、高さ約3メートル・幅約12メートル・重さが58.7トンあり、クレーンで吊り上げてすでに建てられている柱の上に乗せられボルトで固定された。今回の工事で8本の橋脚の設置が完了し、来年夏頃からは高架の橋桁をかける工事が始まる。
住所: 広島県広島市南区松原町2-37