中国・広州市できょう「広汽ホンダ」の自動車工場の落成式が行われた。建設費は約730億円、年間12万台が生産可能となる。実現したのは物流要員ゼロ、部品搬送を自動化、AIによる溶接システムを採用するなど効率性の高い生産体制となっている。中国で2個所目となるEV専用工場の建設に踏み切った背景には、中国市場での深刻な販売不振があった。中国ではEV購入者に国から補助金が出ることから需要が高まっている。ホンダは中国で2027年までに10車種のEVを投入、2035年までに販売する全新車をEVにして業績回復を目指す。