コメの価格への影響はあるのか。農林水産省は備蓄米の買い入れ契約を結んだにも関わらず、決められた量のコメを納入しなかったとして7つの業者に対し、違約金の支払いを求めた。2回目の入札で初回と合わせて21万トンが落札された備蓄米。今回の平均落札価格は60キロあたり2万722円。初回の入札より495円低くなった。放出が予定通りに進む一方で問題も。青森・弘前市のコメの集荷業者は備蓄米として政府と契約をしていた2024年産のコメの約半分を集めることが出来ず、国から違約金を求められている。納入出来得なかった理由として明かしたのはコメの価格高騰に翻弄される苦しい現場の実情だった。