自民党総裁選について解説。党員票の締め切りは10月3日。昨日の各候補者の主な動きを紹介。小林氏は東京・港区の理学療法士協会を訪問。茂木氏は沖縄にある航空自衛隊基地を視察。林氏は自民党本部で党職員に支持を訴えた。高市氏は世田谷区の医療機関を訪問し、大阪府で決起集会に出席。小泉氏は老人ホームを視察している。読売新聞が調査した総裁選の情勢は小泉氏がリード。党員・党友票は今月27~28日実施の調査で、先週のステマ問題を受けての結果になっている。田崎氏は「共同通信の調査でもステマ問題の影響は見られないが、読売新聞の調査では小泉氏と高市氏の差が開きすぎている。自民党支持層を対象にしており、党員と回答した人をカウントしているがそこまで差は無いと思う。」などと指摘。国会議員票では2位の高市氏は38票だが、3位の林氏が52票と高い。田崎氏は「前回高市氏が72票取っていたが、麻生氏の票が一回目から入っていた。今回はまた来ておらず、林氏が石破さん関係の票などを積み増している。」などと指摘。旧派閥別で見ると小泉氏は71人のうち無派閥が46%と多く、中堅・若手でも1位。高市氏38人のうち旧安倍派が55%と支持の偏りが課題。林氏は52人のうち旧岸田派が50%で参院の支持が1位。小林氏は29人のうち旧二階派が24%、茂木氏は29人のうち旧茂木派が66%という状況。未定、未回答の票が103票あり、佐藤氏は「迷っている人達が動き出している。高市氏は去年の衆院選で旧安倍派の落選者が多かったため議員票で苦戦している。」などと指摘した。
自民総裁選について解説。林芳正氏は政策論争を通じて議員・党員双方の票を積み増し2強入りを狙う。林氏浮上の背景について田崎氏は旧岸田系の議員票が30票前後あることに加え、石破系の議員票やベテラン組の一部が支持に回っていて、政策面と安定感を評価する声があり議員票を積み増していると分析。佐藤氏は林氏などの論戦力が秀でていることや、党員票の団体票も入ってきているなどと分析した。10月末のトランプ氏の訪日について岩田は「外交面の安定感では林氏や茂木氏に期待する声が広がっている部分もある。」などと指摘した。田崎氏は「前回は決選投票で岸田氏が石破氏支持を表明した。麻生氏は高市氏支持を表明し、岸田氏に支持を呼びかけたが断られた。直前に情勢が一気に変わる可能性がある。派閥を基盤にしている候補は広がりにかける。小泉氏は派閥に頼らないため伸びていると思う。外交面で不安との声もあるが、今回の総裁選の基準は選挙で勝てる人や、野党と話し合える人が条件になっている。連立政権を組んだ時には国民に信を問う場面が来る。」などと指摘。佐藤氏は「可能性は低いが、当面の物価高対策などが終わった後、自民党の支持が上向けば年内解散もあり得る。」などと指摘した。
林氏について、佐藤氏は小泉氏の論戦での不安感や高市氏の保守色の強さからどちらも支持出来ない議員の受け皿になっているなどと分析。高市氏は「鹿の話は評判が悪かった。」などと所見発表会見での発言に後悔をにじませた。岩田氏は今月27日に行われたインターネットの討論番組で、ひろゆき氏から日本をどんな国にしたいか英語で説明して欲しいと無茶振りをされた際に「若い世代にとって平和で希望に満ちた国にしたい」などと英語で対応。茂木氏も英語で応じた。討論会の最後には自身以外で総理大臣になってほしいと思う人指さして欲しいと振られ、林氏のみが茂木氏を指し他の候補者は誰もささなかった。岩田氏は「国際会議などでは総理大臣は自分の国の言葉で話すのが普通。他の候補者の対応が間違っていたとは思わないが、林さんが対応したことで結果的に違いが際立って見えた。」などと指摘した。
自民総裁選について解説。林芳正氏は政策論争を通じて議員・党員双方の票を積み増し2強入りを狙う。林氏浮上の背景について田崎氏は旧岸田系の議員票が30票前後あることに加え、石破系の議員票やベテラン組の一部が支持に回っていて、政策面と安定感を評価する声があり議員票を積み増していると分析。佐藤氏は林氏などの論戦力が秀でていることや、党員票の団体票も入ってきているなどと分析した。10月末のトランプ氏の訪日について岩田は「外交面の安定感では林氏や茂木氏に期待する声が広がっている部分もある。」などと指摘した。田崎氏は「前回は決選投票で岸田氏が石破氏支持を表明した。麻生氏は高市氏支持を表明し、岸田氏に支持を呼びかけたが断られた。直前に情勢が一気に変わる可能性がある。派閥を基盤にしている候補は広がりにかける。小泉氏は派閥に頼らないため伸びていると思う。外交面で不安との声もあるが、今回の総裁選の基準は選挙で勝てる人や、野党と話し合える人が条件になっている。連立政権を組んだ時には国民に信を問う場面が来る。」などと指摘。佐藤氏は「可能性は低いが、当面の物価高対策などが終わった後、自民党の支持が上向けば年内解散もあり得る。」などと指摘した。
林氏について、佐藤氏は小泉氏の論戦での不安感や高市氏の保守色の強さからどちらも支持出来ない議員の受け皿になっているなどと分析。高市氏は「鹿の話は評判が悪かった。」などと所見発表会見での発言に後悔をにじませた。岩田氏は今月27日に行われたインターネットの討論番組で、ひろゆき氏から日本をどんな国にしたいか英語で説明して欲しいと無茶振りをされた際に「若い世代にとって平和で希望に満ちた国にしたい」などと英語で対応。茂木氏も英語で応じた。討論会の最後には自身以外で総理大臣になってほしいと思う人指さして欲しいと振られ、林氏のみが茂木氏を指し他の候補者は誰もささなかった。岩田氏は「国際会議などでは総理大臣は自分の国の言葉で話すのが普通。他の候補者の対応が間違っていたとは思わないが、林さんが対応したことで結果的に違いが際立って見えた。」などと指摘した。