徳島県のポツンと一軒家を訪れ、主の進さん秀代さん夫婦に話を聞いた。進さんの生家で夏はここで生活し、冬は大阪で暮らしている。進さんの母・ヨシ子さんは進さんの父・伊勢吉さんの死後23年間ポツンと一軒家で一人暮らしをしていた。ヨシ子さんから世話を頼まれた進さんは仕事を辞めて実家に戻ったが、13年前にヨシ子さんが他界。その後も大阪との二拠点生活をしている。敷地は5反あり、登ってくる途中にあった空き家は祖父の弟の家だった。敷地には紙幣の原料であるミツマタが植えられていた。ミツマタは大量に売れたため50年前にタバコ農家をやめてミツマタの栽培を始めた。