茂山逸平は「お子さんを背負って上がるのは大変そう。3歳までといわずすぐに行ったほうがいいですね」などと話した。愛宕山はもともと修験道の道場として開かれた霊山。京都の人たちにとっては一番馴染みの深い山と言ってもいいという。愛宕山には昔、白雲寺という寺があった。そこの御本尊は「勝軍地蔵」だった。戦国時代になると多くの大名が戦に勝ちたいという願いから「勝軍地蔵」に厚い信仰を寄せた。江戸時代になると戦がなくなり、修験者が火の信仰を庶民に広め歩いた。それが現在にまで繋がっているという。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.