茨城・偕楽園は梅の名所として知られ、2月中旬~3月にかけて約100品種・約3000本の梅の木が並ぶことで知られている。梅の花は散ってしまったものの穴場のカフェでは梅のスイーツを楽しむことができる。偕楽園は徳川斉昭が民と偕に楽しむ園となることを願って名付けたことで知られ、石川の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園の1つとして知られる。6月始めには梅の実落としが行われ、約16トンの梅は1日限定で先着約1000人に販売され賑わいがみられる。「偕楽園の梅ハンドクリーム」は白加賀という品種の甘い香りを再現し、梅を使った味覚もある。さらに、水戸 門のまえでは「超特大海老天丼」や藁納豆を使ったメニューなどを楽しむことができる。ピークの1か月で約24万人が訪れるが、この時期は人が少なく心を落ち着かせてのんびり楽しむことができる。孟宗竹の竹林も見ごろを迎える。