SNSで反日にNOを唱えているデボさん。もとから親日ではない。デボさんは「日本人軍人が国民を殺している場面とか、反日教育ドラマや映画で刺激的にみせる。習い勉強し心に残って終わり」だと話す。日本人と接する機会がありイメージが変わったという。SNSで情報収取すると知らなかった日本の姿があった。2018年頃、反日に疑問を呈する動画をアップしたところ思わぬ事態となった。日本に好意を持っている韓国人の割合(出典:韓国リサーチ)は40代が低い。反日に嫌気が差し日本国籍を取得したウォークさん。ウォークさんは「反日教育をあまりにもやりすぎていた」とコメント。当時、ムンジェン政権ではノージャパン運動など様々な反日運動が起きていた。日本の文化に触れSNSで声を上げる若者たち。その存在がイジェミョン大統領の言葉に変化をもたらしたのではと専門家は指摘する。龍谷大学の李相哲教授は「若い世代は反日は必要もなければ自分の利益にもならない。エネルギーを費やす価値もないと思っているのではないか。イジェミョン氏は無党派や中間層を取り込む必要があると思い、偏った政治家ではないというアピールなのでは」とコメント。