祖師ヶ谷大蔵で出会ったイサオさん(48歳・女性)は小学3年生の時に両親が別居し、奄美大島に移住した父が妹も連れて行ったので離ればなれに。離れてから5年後に再び妹といっしょに暮らすことになったが、妹が敬語を使うような関係で今はほとんど連絡を取っていないという。妹だけ連れて行った真相を取材するため、イサオさんがこどもディレクターとなって父・カツシゲさん(79)が暮らす奄美大島を訪れた。父は一昨年に心筋梗塞を患い入院。それ以来2年ぶりの再会だった。2人は岬の突端にある白い砂浜と透き通る海が魅力の崎原海岸などを訪れた後、父の自宅へ。父は一軒家に一人暮らし。イサオさんが妹だけ連れて行った真相を父に聞くと、2人とも連れて行きたかった。イサオさんは既に学校に通っていたが、妹はまだ小さかった。小学校入学前に母親の所へ行かそうと思ったが、自分が辛抱できなかった。1年考えて、小学2年になる時に手離すことを決めたなどと語った。