きょう、東京・渋谷駅前では、シンボルのハチ公像の仮囲いが設置された。像の保護と人の流れの整理を目的としていて、作業は、午前7時すぎに完了した。ことしのハロウィーンは金曜日であることから、多くの人出が予想されている。渋谷区は、混雑などによるトラブルを防ぐため、約6800万円の予算を投じて対策する構えだ。渋谷駅周辺では去年10月から、夜間の路上飲酒が年間を通じて禁止となった。規制時間は、午後6時から翌朝5時までで、あすは、一部のコンビニや小売店に酒の販売自粛が要請されている。ことし、区が特に注力しているのが、外国人観光客への注意喚起。注意喚起のポスターに、英語だけでなく韓国語と中国語の表記も加えた。渋谷駅周辺では、電動キックボードシェアリングサービス「LUUP」も規制される。きょう午後5時から、来月1日午前5時頃までの利用を禁止。駅周辺の21か所での貸出と返却ができなくなる。あすは、周辺の店の多くが時短営業になるという。渋谷区の規制強化により、2年前のハロウィーンから新宿・歌舞伎町周辺で人出が増加。それに伴い、マナー違反が深刻化したため、去年からハロウィーン当日の歌舞伎町周辺では、午後5時から翌朝5時まで路上飲酒が禁止となった。新宿区は、あすは去年以上に態勢を強化して臨むとしている。
