花房吾早子記者は研修でテレビ局に派遣されるまで、新聞記者として大阪を中心に10年間性的マイノリティを取材してきた。広島に赴任してからの2年間で多くの人に出会った。62歳の奥田圭さんは58歳の時に女性としての自分を見つけたトランスジェンダー。生まれ育った集落に虹色の旗を掲げている。花房記者自身も女性としての生き方に疑問を感じていた。今年4月から新聞記者に戻った花房記者は各地の性的マイノリティに関する記事を書き続けている。6月には性的マイノリティのパレードが広島市で初めて開催され、花房記者が取材した性的マイノリティの皆さんも参加した。