東京・恵比寿で野菜の無人販売所を営む女性の特集。野菜の価格はほとんどが100円で、多い日には100人以上が訪れるという。店主の”ともちゃん”こと大志茂智子さんは埼玉にある畑で野菜を育てている。コストを抑えるために農薬・除草剤はほとんど使わないとのこと。広島出身のともちゃんは18歳で上京した後に不動産会社に就職。39歳の時に息子の聖さんが生まれ、少しでもそばにいられるようにと野菜の無人販売所を始めたという。ともちゃんはお客さんの話から現代の若者の給与事情などに衝撃を受けたといい、4年前に恵比寿で野菜スタンドを開いたとのこと。そんな中、聖さんは去年から学校に行かなくなっているといい、ともちゃんは毎日のように聖さんを畑に連れ出しているという。聖さんは「学校行くより、家で何時間もゲームしてるより農作業してる方が良い」などと話した。ともちゃんは「今は”いいものじゃないと嫌”みたいなのがあると思う。でもどんなに見てくれが悪くてもなんか良さがあるから絶対に捨てない」などと話した。