9日、皇后さまは61歳のお誕生日を迎えられた。この1年の感想を文書で寄せられ、能登半島地震の被災者について「心が締め付けられる思い」など述べられた。全国各地を訪問したことについて「多くの方に温かく迎えていただいた」と、国賓としてイギリスを訪問したことについて「御心のこもった温かいおもてなしをしていただいた」と、今春に大学を卒業された長女・愛子さまについては「仕事についてやりがいを感じながら励んでいる様子を嬉しく思っています」などと述べられた。当日は上皇ご夫妻へ挨拶。
10月26日から2日間、佳子さまは全国障害者スポーツ大会の競技を観戦するため佐賀県を訪問。1日目、知的障害のある選手らのバレーボール競技をご観戦。翌日、唐津市では「唐津くんちの曳山」を見学。毎年11月に行われる唐津神社の例大祭で旧城下町を巡行。午後には車いすバスケットボールの試合を観戦。不登校経験のある生徒などが学ぶ佐賀星生学園も訪問。生徒たちに手話を交えながら感謝の言葉を伝えられた。
12月11日、悠仁さまは茨城県にある国立筑波大学に推薦入試で合格。生命環境学群生物学類に入学。幼い頃から生き物に興味を持っており、去年には赤坂御用地のトンボについて論文を発表。現在は筑波大学附属高校3年生。8月、国際昆虫学会議に招待され研究者と懇談。