TVでた蔵トップ>> キーワード

「愛川鶴子金銀山」 のテレビ露出情報

解説委員・高橋俊雄が解説。世界遺産委員会が7月21日〜31日までインド・ニューデリーで開かれている。新規推薦案件の審議は26日〜29日で、佐渡島の金山を世界文化遺産に登録するかどうかが話し合われる。登録されれば日本の世界文化遺産として21件目、自然遺産とあわせて26件目。推薦しているのは佐渡島の金山の相川鶴子金銀山と西三川砂金山。世界遺産のアピールポイントは伝統的手工業で大規模な金の生産をしていた点。文化庁などは江戸時代初期(17世紀)には世界最大の金の生産地だったとしている。世界文化遺産としての価値は、鎖国政策によって海外との交流が限られるなか、伝統的手工業によって大規模な金の生産を継続してきたことを示す産業遺産である点。推薦対象は安土桃山時代〜江戸時代。世界文化遺産の登録までのフロー(国内候補に記載、政府がユネスコに推薦書を提出、イコモスによる調査と勧告、世界遺産委員会で審議)を紹介。世界遺産委員会で行われる審議では、21か国全会一致が通例。懸念材料は韓国の対応で、歴史全体が反映されるよう求めている。奈良県の飛鳥藤原の宮都とその関連資産群、滋賀県の彦根城も登録を目指す動きを起こしている。文化審議会はワーキンググループでさらに次の候補の検討を進めることにしている。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.