国内女子ゴルフの住友生命Vitalityレディス東海クラシック。多くのギャラリーを引き連れて歩くのは新メジャー女王古江彩佳、日本凱旋2戦目世界を制した技に注目。今年7月パリオリンピックも控えたフランスの地で日本人史上4人目の海外メジャー制覇、米国ツアー3年目世界への挑戦が実を結んだ瞬間だった。そんな古江がプロとしてのタイトルを初めて手にしたのは今、まさに戦っているこの愛知の舞台。ミレニアム世代初優勝を遂げたのはこの古江彩佳だった。しかし去年の大会では確実にスコアを伸ばしたかったホールでもバーディーを奪えずまさかの予選落ち、悔しさをにじませた。あの予選落ちから1年、米国の地で彼女のプレーに磨きがかかったのは世界と戦う中で習得したアプローチの技術。今日の15H Par5 第3打ではバンカー越えからしっかりとアプローチを決め、バーディーを獲得するなどし、初日は12位タイで好スタートを切った。