乳がん検査の精度を高めるスマートオピニオンMETIS Eyeがきのう発表された。医師がエコー検査の画像診断をする際にソフトを使用するとAIが病変を発見し医師の判断をサポートしてくれる。画像診断の正確さは約90%で熟練の専門医と同等レベルだという。導入初期費用は数十万円で病院によっては検査の自己負担が1200円程度上乗せする可能性があるということ。地方で専門医が不足するなか乳がん見落とし防止が開発の狙い、慶応大学林田教授は「人工知能が診断補助してくれることで全国で最高レベルの検診がどこでも受けられる。早期乳がん発見でかなりの患者様を救うことができる」などとした。AIを使用した画像診断は胃がんなどで進んでいて政府の骨太の方針にも推進が盛り込まれ広がりが期待されている。