韓国の国会から最新情報を中継で伝える。共に民主党など野党は、きょう国会に尹錫悦大統領の弾劾訴追案を再提出する考え。先週出された尹大統領の弾劾訴追案については、与党「国民の力」のほとんどの議員が採決をボイコットしたが、きょう尹大統領の談話が出された後は、徐々に空気感が変わってきている。与党「国民の力」の議員たちが自身のSNSなどで相次いで採決への参加を表明していて、流れは弾劾可決へ傾いているもよう。取材に答えた与党議員は「常識のある人なら大統領の談話に同意することはできない」などと述べ、その場を立ち去った。韓国メディアは尹大統領はすでに弾劾の後に行われる大統領の罷免を判断する憲法裁判所での審議に備え、弁護士を選定しているという報道もある。尹大統領は憲法裁で、非常戒厳の宣言が内乱目的ではないということをはっきりさせたいようだという与党関係者の話もある。