防災システム研究所所長の山村武彦さんに自然災害に対しできる対策を聞く。まずリスクを確認するため、災害が発生した時に危険と思われる場所や避難場所などを地図にまとめたハザードマップを確認すると良い。日本の人口の38%ほどが震災想定区域に住んでいるという。避難情報が2年前に改定され、警戒レベルが5段階で示されるようになった。山村さんは特に危険区域に住んでいる人は高齢者等避難の段階で年齢に関係なく避難した方が良いとした。一方で避難所で長期間滞在する難しさもある。そういった人はホテルや知人宅などに分散避難するのが良いということ。また、家が安全なのであれば在宅避難という方法もある。
千葉県富津市の西野弘章さんは東日本大震災を期に災害に強い家を自らの手で建てたという。2019年、大型台風台風15号が千葉に上陸し、房総半島は甚大な被害を受けた。停電や断水もあったが、西野さんは在宅避難を選択したという。西野さんはその時の経験を元に防災に関する著書を出版。在宅避難の方法について解説している。台風対策はまず風で飛びやすいものを屋内にしまうのが基本となる。室外機など大型のものはしっかり固定する。浸水被害対策は土のうを横にして積み重ねると良い。西野さんによると台風では窓ガラスの被害が一番多く、風圧で屋根が飛ぶことがあるのだという。西野さんは合板と防水テープで窓を保護して被害をまぬがれた。合板がなければ重ねたダンボールでも良いとのこと。
千葉県富津市の西野弘章さんは東日本大震災を期に災害に強い家を自らの手で建てたという。2019年、大型台風台風15号が千葉に上陸し、房総半島は甚大な被害を受けた。停電や断水もあったが、西野さんは在宅避難を選択したという。西野さんはその時の経験を元に防災に関する著書を出版。在宅避難の方法について解説している。台風対策はまず風で飛びやすいものを屋内にしまうのが基本となる。室外機など大型のものはしっかり固定する。浸水被害対策は土のうを横にして積み重ねると良い。西野さんによると台風では窓ガラスの被害が一番多く、風圧で屋根が飛ぶことがあるのだという。西野さんは合板と防水テープで窓を保護して被害をまぬがれた。合板がなければ重ねたダンボールでも良いとのこと。