東京11区は今回首都圏の選挙区として最多に並ぶ7人が立候補している激戦区。9期28年に渡り当選を続け安倍政権時には文科大臣も務めた自民党の下村博文候補の第一声は支援者への感謝の言葉。裏金問題で1年間の党員資格停止処分を受けた下村氏、無所属で出馬した前回は逆風に直面し初めて議席を失った。再び自民党の公認を受けての出馬となる今回の衆院選。有権者の受け止めはさまざま。自民党は裏金問題で処分を受けた議員の公認や比例重複を容認する理由について高市総裁は、聞き取り調査も受け会見で説明し国会の政倫審で説明された人もいる、働く機会を与えてやっていただきたいとしている。その下村氏を前回の衆院選で破った中道改革連合の阿久津幸彦候補は、衆院選の出馬は11回目だが東京11区から出馬するのは今回で3回目。掲げるのは汚い政治はまっぴらだというスローガン。中道改革連合として臨む初めての選挙戦、前回と異なっているのは公明党の組織的な応援。生活者ファーストの政策を確実に行うことが政治の信頼回復に必要だと訴える。日本維新の会から出馬している大豆生田実候補は栃木県足利市の市長を務めた経験もあり、東京11区で出馬するのは前回に続き2回目。与党となった今回は、「私もやりづらくなってる、裏金と旧統一教会問題は懸案事項として残りながらも国民の生活はそれだけじゃない」と話した。訴える内容は物価高対策。板橋を象徴するハッピーロード大山商店街で街頭演説を行うのは国民民主党の高沢一基候補。前職は4期14年務めた板橋区議。手取りを増やすには更なる政策が必要だと訴える。裏金問題を厳しく追求する姿勢を見せるのは日本共産党の新人横手海人候補。新潟県出身の29歳で、中学3年生の時に東日本大震災を経験した。原発問題への関心が政治活動の原点だという。参政党から出馬するのは新人の松方恵美候補。現在52歳、将来世代への負担の危機感から出馬を決めた。母親目線で訴えるのは子どもたちへの食育政策。東京11区では他にも桑島康文候補が立候補している。
